tanosiikun’s blog

バイク好きの、思い出ブログ

今日見たバイクと暖機の大切さ

こんばんは!

 

エンジンを十分に暖めずに走るのはバイクに良くないな。

と改めて思うことがありました。

 

まぁ、インジェクションであればあまり必要ないなど諸説はあるみたいですが・・・w

 

とある駐車場に居たらゼファー400が入ってきました。

 

最近、絶賛値上がり中のキャブ車です!

 

持ち主はバイクを降りてメットを外すまで、アイドリングをさせてました。

それを見ていた私は、アイドリングの音に違和感を感じました。

 

エンジンを切り、店内へ入って行きました。

時間もかからず出てきた持ち主は、チョークを引いて始動させました。

 

「必要か?」と思いつつ、

すぐにチョークを戻してましたが、アイドリングはばらつき、

今にも止まりそう。

 

アクセルをふかすもレスポンス回転数の上昇度合い、応答性が悪く、

低回転がちょっとかぶり気味。

 

結局、アクセルをふかしながら発進し、

ブワァー!っと出ていきました。

 

そもそも暖機についてですが、

 

・エンジンなどの金属は冷えた状態では縮まっており、

暖まると熱膨張で膨らみます。

 

・走行中は温度が高くなることを想定して作られているので、

暖機することで本来の大きさまで膨張させ、

エンジン内のリアランスすきまやゆとり最適な状態に持っていきます。

 

・オイルも温度によって粘度が変わったりします。

商品によって性能のバラつきはありますが、

基本的には寒いと硬くなり暖かいと柔らかくなります。

 

・低温時の硬い状態でいきなり高回転まで上げてしまうと、

エンジンに余計な負荷がかかったり、

潤滑に必要な量のオイルが正しく回らず、金属が摩耗する可能性もあります。

 

しっかり暖気することにより、オイルをしっかり循環させることで、

動きをスムーズにし、摩耗を防ぐ目的もあります。

 

暖気をすることで、エンジンに無理な負荷をかけることなく、

寿命をのばすことにもつながります。

 

 

もしかしたら、ゼファーの調子自体が悪っかったのかもしれませんが、

感じた通りだとすれば、

せっかくのいい相棒なのにもったいなく感じます。

 

もし、エンジンが冷えたまま乗ってきて

エンジンが冷えたまま急に走ったとすれば

 

人間が寝起きで走らされてるのと同じで、

ケガをするリスクがあるように、

バイクも故障につながったり、寿命を縮めることにもつながるので、私はお勧めしません。

 

 

 

この話が少しでも参考になれば幸いです。