バックファイアとアフターファイア
こんばんは!
今日も天気が良くてたくさんバイクが走ってました。
気持ちよさそうに走っているバイクのマフラーの音を聞いていると、
そのバイクの調子もわかったりするものです。
今回は、『バックファイア』と『アフターファイア』
について少しお話したいと思います。
バイクのマフラーを変えたりした時ときには、
キャブ車の場合はセッティングが必要になる時があります。
インジェクション車では基本的に、電子制御で混合比が調節されるため、
あまり考えなくてもいいことです。
ですが、
あきらかにおかしくなった場合は、
コンピューターの変更が必要な場合があります。
『バックファイア』とは?
燃焼後や、マフラー内部で点火するのではなく、
正常な燃焼の前段階、空気が入ってくる方から、
点火した火が逆流するのが「バックファイア」です。
『アフターファイア』とは?
燃焼の後段階、燃え切らなかった高温のガソリンが 、
マフラー内部や、サイレンサー付近で、
酸素を得ることによって着火し、
激しい火を噴き出したりするのが「アフターファイア」です。
セッチングにおいて
バックファイア=燃料がかなり薄い
バックファイアが起こる場所には、
熱に弱いものだったり、ガソリンそのものがあるため危険です。
なので、ちゃんと直しましょう。
アフターファイア=多少であれば問題ないし、おきるもの。
そもそも純正のセッティングは少し燃料が濃いめに作られてます。
なので多少は未燃焼のガソリンが排出されたりします。
アクセルオフの時、純正でも気付かない程度に、
アフターファイアの音がしています。
ただ、純正マフラーの場合、
内部構造が複雑なつくりなため、ちゃんと消音されて聞こえなくなっています。
あまりにひどい場合
アクセルオン時=濃い=よろしくない
アクセルオフ時=あまりにひどい=薄い
(アクセルオフで多少のアフターファイアがおこるのはOK)
ひどいアフターファイアがおこるのは、空気とガソリンの比率に対し、
エンジン回転数が早すぎて燃焼が終わらない、(レプリカがよくなってる)
単純に燃料が濃すぎたり、点火プラグやそれにつながる電装系の不調、
はたまた、燃料が薄すぎか、エンジン内部の不調で、
しっかり燃焼できなかったなどの理由でも起こります。
かなり抜けのいいマフラーに変えたりして、
「バックファイア」や「アフターファイア」が起こってしまい、
セッティングを出す時は、
燃料と空気の混合気を効率的に爆発燃焼させるために、
両方を理想的な割合で混合させることを意識しましょう!
楽しいバイクライフをお過ごしください!